02 | 工務店様が知っておくべき「断熱等級6」のメリット・デメリット |
施主様へ提案する際、性能値(数字)だけでなく「施主にとってのメリット」と「費用面のリスク対策」をセットで伝えることが重要です。
メリット
等級6の家では、部屋ごとの温度差(寒暖差)が激減します。
「リビングは暖かいのに廊下やトイレ、脱衣所が極寒」という状況がなくなり、冬場の急激な血圧変動が原因となるヒートショックのリスクを大幅に軽減します。
また、結露の発生を強力に抑制するため、カビ・ダニの発生を防ぎ、家族の健康を守ります。
エアコン1〜2台で家全体の温度をコントロールできるようになります。
夏場の熱侵入を防ぎ、冬場の温もりを逃がさないため、冷暖房負荷(エネルギー消費量)は等級5と比べてもさらに20〜30%程度削減可能です。
将来的な電気料金の値上げに対する強力な防衛策となります。
デメリット
断熱材の仕様見直しやサッシのグレードアップにより、建物本体の施工コストは上昇します。
対策
「何でも最高級パーツを入れる」のではなく、サッシと断熱材のコストパフォーマンスを精査すること。
補助金獲得分や、35年ローンに換算した際の「月々の返済増額分」と「削減できる月々の電気代」を比較シミュレーションし、実質的な負担増がほとんどないことをプレゼンします。