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工務店様が知っておくべき「断熱等級6」のメリット・デメリット

施主様へ提案する際、性能値(数字)だけでなく「施主にとってのメリット」と「費用面のリスク対策」をセットで伝えることが重要です。

メリット

施主の心を掴む3つの価値

圧倒的な快適性と
「ヒートショック防止」などの
健康効果

等級6の家では、部屋ごとの温度差(寒暖差)が激減します。

「リビングは暖かいのに廊下やトイレ、脱衣所が極寒」という状況がなくなり、冬場の急激な血圧変動が原因となるヒートショックのリスクを大幅に軽減します。

また、結露の発生を強力に抑制するため、カビ・ダニの発生を防ぎ、家族の健康を守ります。

電気代高騰時代に打ち勝つ「圧倒的な省エネ性」


エアコン1〜2台で家全体の温度をコントロールできるようになります。

夏場の熱侵入を防ぎ、冬場の温もりを逃がさないため、冷暖房負荷(エネルギー消費量)は等級5と比べてもさらに20〜30%程度削減可能です。

将来的な電気料金の値上げに対する強力な防衛策となります。

最大限の経済的メリット
(補助金・税制優遇の獲得)



国の手厚い省エネ補助金や税制優遇(住宅ローン控除等)の満額適用を狙えるため、

建築時のイニシャルコスト増分をかなりの割合で相殺・回収することができます。

デメリット

工務店様が直面する課題と対策

イニシャルコスト
(建築コスト)の上昇

断熱材の仕様見直しやサッシのグレードアップにより、建物本体の施工コストは上昇します。

対策
「何でも最高級パーツを入れる」のではなく、サッシと断熱材のコストパフォーマンスを精査すること。
補助金獲得分や、35年ローンに換算した際の「月々の返済増額分」と「削減できる月々の電気代」を比較シミュレーションし、実質的な負担増がほとんどないことをプレゼンします。

施工の精度(気密性・防湿)と現場オペレーションの増加

壁の断熱材を過度に分厚く(付加断熱等に)すると、施工の手間が増え職人の技術差が出やすくなります。

対策
壁の施工を複雑にしすぎず、流通量が多く現場が扱い慣れている「高コスパな高性能サッシ」を軸にプランニングすることで、現場の負担とコストを最小限に抑えます。