新築住宅オプション後悔しない決定版!10年住んで分かった「神設備」と「削りすぎの罠」


「一生に一度の買い物だから」と意気込んで選んだオプションが、住んでみたら全く使わなかった。一方で、予算を削った部分が毎日のストレスの種になっている。そんな後悔を抱える施主さんは少なくありません 。
2026年現在、光熱費の高騰や共働き世帯の増加により、住宅に求められる価値は「豪華さ」から「時短・省エネ・QOL=Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)(生活の質)」へとシフトしています。本記事では、多くの入居者の生の声と、筆者自身の「築10年の失敗談」を交え、後悔しないためのオプション選定基準をプロの視点で解説します 。

家事時間を激減させる「自動化」オプションが満足度の鍵


「掃除の手間」を増やす設備は後悔に繋がりやすい
断熱・窓・シャッターなど「後付け困難な基本性能」は絶対にケチってはいけない
10年後のメンテナンスコストと身体的負担を見据えた予算配分が重要

【実例】新築住宅で「付けて良かった」オプションランキングBEST10


生活の質を直結させてくれるものは、共通して「名もなき家事」を消し去ってくれる設備です。

10位
パントリー

備蓄をスッキリ収納。キッチンの作業スペースを広く保てる。

9位
床暖房

エアコンとは違う足元からの輻射熱。冬の満足度が格段に上がる。

8位
宅配ボックス

再配達のストレスを解消。置き配よりも防犯・雨濡れ面で安心。

7位
人感センサー照明

玄関、廊下、トイレ。スイッチ操作の手間と消し忘れを防止。

6位
コンセントの増設

キッチン周り、階段下、クローゼット内。コードの散らかりを防ぐ。

5位
室内物干し

共働きなら必須。花粉や黄砂、天候を気にせず洗濯できる。

4位
ガス乾燥機(乾太くん)

洗濯物を干す・取り込む工程が消滅。生乾き臭の悩みも解決。

3位
深型・海外製食洗機

「予洗い不要・大容量」が基本。家事時間が劇的に短縮される。

2位
玄関の電気錠

鍵を探す手間がゼロ。荷物が多い日や子供連れの時に真価を発揮。

1位
タッチレス水栓
調理中の汚れた手で触れず衛生的。水栓周りが汚れず掃除も楽。



予算調整の罠!「ケチらなきゃ良かった」後悔ランキングBEST10


予算オーバーを避けるために削った箇所が、実は「最も投資すべき場所」だったというケースが後を絶ちません。


10位:コンセントの数と位置

 「ここに欲しかった」の後悔は、延長コードによる見た目の悪さと掃除のしにくさを招きます。

9位:窓のグレード

(樹脂サッシ・トリプルガラス): 2026年の電気代高騰下では、断熱をケチることは将来の家計への大ダメージを意味します。

8位:電動シャッター

手動は重く、雨の日は窓を開けるだけで濡れるため、最終的に「閉めっぱなし」か「開けっぱなし」のどちらかになります。

7位:人感センサーライト

数千円の差額をケチると、暗い中でスイッチを探す不便を一生強いられます。

6位:収納内の可動棚

「後で自分で」と思っても、サイズに合う棚を探す手間と費用は建築時以上にかかります。

5位:外壁のメンテナンス性

初期費用を抑えると、10年後の塗り替え費用が跳ね上がる「負の資産」になり得ます。

4位:有線LAN配線

Wi-Fiが不安定な時のストレスは、リモートワーク時代のQOLを著しく下げます。

3位:床暖房の範囲

予算を絞ってリビング中央だけにすると、歩くたびに温度差を感じて不快です。

2位:玄関の広さと土間収納

外に置けない荷物が玄関に溢れ、家全体の清潔感を損ないます。

1位:海外製/大型食洗機

「標準の浅型でいいや」とした結果、大きな鍋を手洗いする手間が残る中途半端な結果に。

【実録】最先端の家を建てた筆者が「10年目」に抱く痛恨の後悔

私自身も新築してちょうど10年になります。当時は「住宅性能」にこだわり、トリプルガラスの採用や断熱材の増量、さらにはハイブリッド給湯器まで導入し、最先端の住まいを実現した自負がありました。建物の断熱性能などは今でも満足していますが、一方で「利便性」をケチった部分に大きな後悔があります。
最大の失敗は、1階の高さ2,200mmという大型サッシを「手動シャッター」にしたことです。土日しか開け閉めしないからと電動の予算を削りましたが、いざ住んでみるとその重さは想像以上。さらに、全開にすると妻の手が届かないという致命的なミスも重なりました。また、今思えばベランダを廃止してサニタリールームを広げ、最初からガス乾燥機の「乾太くん」を導入すべきでした。「性能」に目を向けるあまり、日々の「動作」や「家事導線」の最適化を甘く見ていたのです。

逆に「いらなかった」オプションの共通点と見極め方
満足度が低くなりやすいオプションには「メンテナンスの手間が増える」という共通点があります。


浴室の鏡・カウンター:

ウロコ汚れやヌメリの温床になりやすく、掃除の負担が倍増します。

勝手口

防犯上の不安や冬の冷気の侵入元に。実際にはゴミ出し以外に使われないことが多いです。

床下収納

段差が気になり、出し入れが億劫で「開かずの扉」になりがちです。

まとめ:10年後の自分に感謝されるための投資を
オプション選びで迷ったときは、それが「自分の自由な時間を増やしてくれるか(時短)」、それとも「自分の掃除仕事を増やすか」で判断してください。
特に断熱性能や窓、電動シャッター、コンセント、配線といった「後から変えられない部分」への投資は、10年後の生活満足度(QOL)を大きく左右します 。目先の建築コスト削減に惑わされず、日々の生活動作を具体的にイメージして選択することが、納得のいく家づくりへの近道です。
本記事が、あなたの理想の住まいを形にする一助となれば幸いです。



HAMAYA マーケティング部 小尾
HAMAYA マーケティング部 小尾

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